初心者が絶対に読むべきラノベ『千歳くんはラムネ瓶のなか』

脚本術

  • ラノベを読みたいけどどれを買ったらよいのかわからない
  • 漫画は読むけど、小説系の本を読むのは苦手

という方に対して、僕が初めてラノベを最後まで読んで、大好きになった『千歳くんはラムネ瓶のなか』を初心者目線で紹介します。(略してチラムネと呼びます)

今まで小説系の本を読んだことがない方には特におすすめなので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!

チラムネをラノベ初心者が絶対に読むべき理由をトップ3にしました。

引用:(千歳くんはラムネ瓶のなか1巻表紙)

第3位 大人も楽しめるストーリー

ラノベというとアニメオタクが読んでいるイメージがあり、とっつきにくさがあると思います。(実際僕もそうでした。)

しかし、チラムネの場合、若い人だけではなく、もっと上の幅広い年齢層でも楽しめる作品だなと感じました。

その理由は、主人公がかっこよくて憧れるということです。

ラノベというと、主人公は内向的であるとかモテないということが多いと思います。

そのため、自分がオタクじゃないと、なかなか主人公に共感できないと思います。

それに対し、チラムネの主人公は、外交的でモテるというリア充側の人間です。

こういう主人公みたいな人になりたかったなとか青春ってやっぱいいなという憧れは、どの年代でもささるのではないかと思いました。


また、読み進めていくと、リア充側はリア充側で大変なところがわかり、人間味をすごく感じるストーリーになっていて、そこがこの作品の面白いところだと思います。

第2位 史上初の未アニメ化で殿堂入り

チラムネは「このライトノベルがすごい!」で2021、2022年版で連覇し、2023年版で2位を取ったことにより、殿堂入りを果たしました。

殿堂入りは、7作品しかしておらず、未アニメ化では史上初の快挙です。

なぜ未アニメ化での殿堂入りを達成できたのかというと、ラノベ初心者層からの支持が大きいと思います。

実際、僕も初めて読んだラノベがチラムネで、一番好きな作品になりました。そういったラノベ初心者の人が多く、史上初の未アニメ化での殿堂入りを果たせたのではないかと思います。

第1位 映像を見ているかのような文章表現

ラノベを今まで読んでこなかった大きな理由として、活字への抵抗があると思います。

実際僕も、「マンガの方が読みやすくていいじゃん。わざわざ文字ばっかりのものを読まなくても良くないか。」と思っていました。

しかし、チラムネを読んだ時に感じたことは、本を読んでいるというよりは、アニメを見ているような感覚になりました。

それは、チラムネの筆者の文章表現のすごさと映像を見ているかのように物語に没頭する工夫がされている所だと思います。

例えば、五感に訴えかけてくる表現が多いのが特徴で、世界観がとても想像しやすかったです。

また個人的には、最初のシーンの美しさと、余韻の残るような終わり方がすごく好きで、もはや芸術です。

各巻の最初に書いてあるプロローグに、特にこのすごさが表れていると思うので、ぜひkindleなどで試し読みしてみてください!

まとめ

チラムネがラノベ初心者におすすめな理由は、

  • 幅広い年代が楽しめるストーリー
  • ラノベ初心者に人気
  • 読みやすく、余韻の残る美しい表現

です。

僕が1番好きな作品なので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!

ちなみに、僕の好きなキャラクターは、西野明日香で、ミステリアスな雰囲気と主人公の千歳朔との2人で話しているシーンが良くて好きになりました!3巻が最高過ぎるので、是非読んでください!!

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