「緊張しすぎて頭が真っ白になってしまった」、「今すぐ逃げ出したい」
こんなに緊張しなければうまくいったのに…なんて場面を経験した人も多いのではないでしょうか。
緊張しないための方法として、深呼吸をする・場数を踏む・成功したときを思い出す・緊張をポジティブにとらえるなどの方法について聞いたことがあると思います。
僕は大学の推薦入試の面接でこういった方法を試したのですが、緊張が全く納まらずずっと手や足が震え、うまく話せなかったという経験があります。
では、緊張をしないためにはどうしたら良いかというと、「運動」です。
実は、筋肉にはストレスから脳を守る機能があり、それにより不安や緊張を感じにくくしてくれるのがひとつです。
そして、運動することで心拍数や血圧が上がってもそれは不安やパニックの前触れではなく、良い気分をもたらしてくれるものだと脳に教え込むことが出来ます。
例えば、ジョギングをしたときに心拍数や血圧が上がり、ジョギング後はすっきりした気分になると思います。この心拍数や血圧が上がるのは、不安や緊張などのストレスにさらされた時と同じです。
しかし、運動をすることで「この心拍数と血圧が上がっているのは、ジョギング後のように良い気分をもたらしてくれるものだ」と脳に教え込むことで、不安や緊張を取り払うことが出来るのです。
つまり、「心拍数が上がる=危険」という解釈を脳がするから、頭が真っ白になるなどのパニックを起こしてしまうということです。
そのため、運動を習慣化することで不安や緊張などのストレスから強くなれます。
どういう運動をしたらいいのか?
不安や緊張などのストレスから解放されるには、心拍数を上げる必要があるので、ある程度負荷をかける必要があります。
そのため、ウォーキングよりもランニングの方が効果が高いです。
また、筋トレよりも有酸素運動の方が効果が高く、
最低でも週2、3回の20分間する必要があります。(余裕があれば30~40分するとさらに良いです)
とはいえ、外に出るのは大変、そんなに時間がないという方は、僕もやっている運動で、「HIIT」という科学的に一番効果がある運動があります。
別名「タバタ式トレーニング」と言い、4分間で室内でできる運動で、かなりの効果があるので是非試してみてください!
最初は習慣にするのは大変だと思うので、1分だけやってみるなど少しずつやってみることをおすすめします。
僕が運動の習慣を身に着けるのに何回も挫折した経験があり、運動すること自体がストレスになってしまった時がありました。
それでは元も子もありません。
そのため、体調がすぐれない時・モチベーションが低い時でもできる範囲の運動量を基準にした方がい良いと思います。
その方が挫折する可能性が低く、うまく習慣化できると思うので、あくまで少しずつ頑張っていきましょう!
身体を動かすほど頭が良くなるものはない
運動の効果には、不安や緊張などのストレスの軽減の他にもたくさんのメリットがあります。
- 食欲調整
- 集中力の向上
- モチベーションの向上・メンタル改善
- 記憶力の向上
- 創造力の向上
- 学力の向上
- 脳が若返る(健康になる)
といった効果があります。
「本当に?」と怪しんだ人も多いと思います。
しかし、これらは科学的に証明された効果です。
僕も実際、運動をしている内にすべて実感しました。
特に、運動をしている時としていない時の集中力の差とモチベーション・メンタルの改善はすごく実感することができました。
運動の習慣がない人は、1週間続けるだけでも効果が実感できると思うので、ぜひ運動しましょう!
そして、今回参考にした『運動脳』という本では、「運動が脳に良い理由」を科学的に説明しているので、気になった方はぜひ読んでみてください!!
コメント